就職活動は軸が必要

大学生の就職率が低くなって久しい。2011年度10月時点での就職内定率は60%を割り込んでいる。これは「安定志向の学生が大手ばかり受けているから内定が取れない。もっと中小にも目を向ければ道は拓ける」と、いう一般論では片付けられない数値だ。
誰だって大手じゃなければフリーターで良い、等とは思っていないだろう。ただでさえ大手企業は昨今、求人を絞っている傾向にある。つまりこれは、片っぱしから企業を受けた結果、どこにも決まらない人たちの数字、という事だろう。
私も就職氷河期世代だが、何とか内定をもらう事ができた。その後、採用担当なども任せてもらえたので就職に関して一言だけ言わせてもらうとしたら、「学生さんは自分の志望する会社を明確にする」という事だ。
当たり前だろ、そんなのと言われるかも知れないが、学生の多くはそれ程強い軸を持っていないと感じている。「とにかく給料をたくさんくれる会社に入りたい」というのであれば外資金融や高歩合の不動産・証券営業を狙う。
「何がなんでも広告業界」というのであれば、電・博を思い出のつもりでトライして、後はWeb広告などの業種に裾野を広げればいくらでも求人はある。
「プライベートが大事。早く帰りたい」というのであれば、外食や広告関連は避け、社歴の長い独自的な商品を扱っている商社等を狙う。そもそも、サラリーマンではなく公務員を狙うのが良いかも知れない。
自分が何を求めているか早目に決める事。それが就職活動を好転させる、と私は思う。

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